151203 ー国際水銀条約批准の建前と実態ー 都内ごみ清掃工場から周辺住宅地に 水銀有毒ガスが放出


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東京三多摩地区にあるごみの中間処理組合である柳泉園組合での水銀汚染事故は、
改めてごみ焼却によって有害汚染物が周辺環境中に放出されていた事態を明らかにしました。

先のお知らせしましたようにこの問題は「紙の爆弾」12月号(11月7日発売)
に「-国際水銀条約批准の建前と実態―都内ごみ清掃工場から周辺住宅地に、水銀有毒ガス放出」という小論で発表しました。

今回添付しました。まだお読みでない方は、ご覧ください。

先にご報告しましたように柳泉園組合への陳情が採択され、
① 何が原因でこのような事故が起きたのかについて、柳泉園組合で第3者を含む、調査委員会を作成し、
原因究明に当たること、
② 周辺土壌調査も行うことになりました。
今後もご注目ください。

一方で、今回の水銀汚染問題は、ごみ焼却が抱える問題を私たちに投げかけてきました。
以下まとめます。

A)水銀汚染測定器を設置することの重要性
  今回、柳泉園組合のごみ焼却炉で水銀汚染が起きていることは、水銀汚染計測器を設置していたから分かりました。
  もし水銀汚染計測器が設置されていなければ、汚染があってもわからなかったのです。
  したがって、どこのごみ清掃工場でも水銀汚染計測器を設置することは、急いで取り組む必要があります。
  
B)プラスチック焼却を行う焼却炉で続発する水銀汚染事故
  東京都区内では、これまで13件に加え、4件17件の汚染事故があったことが分かり、ふじみ衛生組合でも6~7件の汚染事故があったことが分かっています。
  いずれも善からぬ事業者による違法な不法投棄によるものとしているが、共通しているのは、プラスチックごみを焼却していたという点にあります。

  東京23区清掃一部事務組合の各区のごみ焼却施設において、水銀事故があった時に「水銀汚染検証市民委員会」を作り、専門家を含む検証の結果
   電動式のプラスティックごみに使われている電池を焼却したことが原因と報告書で発表しました。
   これら合わせて考えた時、プラスチックごみを焼却している清掃工場では、直ちに取り付ける必要があります。

C)周辺環境だけでなく、その清掃工場で働く労働者の安全性も問題。
  東京23区清掃一部事務組合や柳泉園組合で、水銀汚染計測器を取り付けたのは、「労働安全衛生法」による規定を守るためであることが分かりました。
  しかし多くのごみ焼却炉で、この計測器がつけられていないのは、運転管理を委託業者に委託しているからなのでしょうか。
   驚くべき差別対応です。
   委託業者は、労働者ではなく、労働安全衛生法の規制対象ではないとでもいうような対応です。これについても問題にしてゆきます。

 

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